
各国・地域のニーズを起点とした製品開発で
アジアにおけるグローカル企業として求められる存在へ
日本のほか、中国、APAC(アジア太平洋地域)で事業を展開しているファイントゥデイグループ。
メーカーの核ともいえる研究開発機能の強化に注力しています。
研究開発において目指すのは、各地の生活や文化に合ったオリジナルの製品・サービスを開発・提供し、お客さまの多様なニーズによりきめ細やかにお応えしていくことです。
将来は、中国やAPACの各拠点でニーズを把握・分析し、日本の研究開発拠点で生み出した技術基盤を応用しながら、各国・地域オリジナルの製品やサービスを提供していくことを大きな目標に据えています。
研究開発の中心的なテーマとなるのが「ブランド価値開発研究」と「シーズ開発研究」です。
「ブランド価値開発研究」では、ファイントゥデイグループ独自のブランド価値をお客さまにお届けする技術の確立を目指しています。また、製品自体の品質や安全性、機能に加え、ご使用いただいた際にブランド価値を体感していただけるような情緒的価値の創出に取り組んでいます。「シーズ開発研究」では、競争力のある新たな製品を開発していく上での基礎となる基幹技術(シーズ)の研究開発を進めています。人財や設備などのリソースを拡充しながら、中国、APACでのさらなる成長に資する技術開発に取り組んでいきます。
ファイントゥデイグループの研究開発の強みは、化粧品メーカーや原料メーカーの出身者など、多様な専門性やノウハウを持つ人財を擁していること。メンバー間でのシナジー創出はもちろん、生産機能を担うファイントゥデイインダストリーズとの連携を強化することで、お客さまのニーズに応える新たな製品を迅速に提供していきます。
生産2023年7月、パーソナルケア製品の研究開発を担う都市型ラボ「ファイントゥデイ ビューティーイノベーションセンター」が始動しました。
立地は、ファイントゥデイの本社(東京都港区)と、生産を担うファイントゥデイインダストリーズ(埼玉県久喜市)からもアクセスの良い東京・豊洲(江東区)。ブランドマーケティングや生産、販売といったグループ内における各機能間の連携を強化し、活発なコミュニケーション
のもとで研究開発を行うことで、お客さまへの新たな価値提供につながるイノベーションを加速していきます。