2022.04.27 お知らせ

RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟

パーム油はその汎用性の高さから、食品から化粧品までさまざまな製品に使用されています。
年々使用量が増え、特にアジアにおける熱帯雨林破壊の最大の要因のひとつとされています。

パーム油においては、森林保全や生物多様性という環境課題だけでなく開発に伴う人権問題も発生しており、持続可能な責任ある調達が求められています。
ファイントゥデイ資生堂グループは、この取り組みの一環として2022年に国際的な非営利団体であるRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)に加盟しました。


パーム油について

パーム油はアブラヤシの果肉や種子から生産される植物油のひとつで、食品、洗剤など日常生活に欠かせない製品の原料などとして世界中で活用されています。
化粧品用としてはパーム油やパーム油由来の脂肪酸とその加工原料が多く流通し、資生堂でも使用しています。

RSPOについて

RSPO は、「持続可能なパーム油のための原則と基準※」を通じて、持続可能なパーム油産業の振興や運営を行うことを目的として、2004 年に WWF(世界自然保護基金)とパーム油に深く関連する企業により設立された国際的非営利団体です。会員には、生産・加工業者、消費材メーカー、環境 NGOなど様々な企業、団体が加盟しています。
※ 農園の乱開発防止や労働者保護など、持続可能なパーム油生産の実現を目的に定められた基本方針と管理基準



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