資生堂のパーソナルケア製品等の生産事業取得に関するお知らせ
この度2022年8月1日付で、株式会社資生堂（以下、「資生堂」）と当社の完全親会社であるAsian Personal Care Holding（以下、「APCH」）が、資生堂のパーソナルケア製品等の生産事業についての譲渡契約を締結したことをお知らせします。
■背景・目的
当社は、2021年7月より資生堂とCVC Capital Partnersが投資助言を行うファンドが出資するAPCHを完全親会社としてパーソナルケア事業を運営しておりますが、持続的な成長をさらに確実なものとするにあたり、独自の生産インフラ確保ならびに生産と販売の一体化が最善の選択肢であるとの結論に至りました。これに伴い今般、資生堂が久喜工場において営む事業およびベトナム工場を運営する資生堂の完全子会社Shiseido Vietnam Inc.（以下、「SVI」）のAPCHへの譲渡※が決定し、当社はその配下で、久喜工場、SVIと三位一体となり、ファイントゥデイグループとしての企業価値向上に取り組みます。
※ 各譲渡手続きの詳細については、資生堂の2022年8 月 1 日付プレスリリース参照：https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000003457
■対象生産拠点
| 名称 | 資生堂久喜工場 | Shiseido Vietnam Inc. |
| 所在地 | 埼玉県久喜市清久町5 | ベトナム ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地内 |
| 事業内容 | パーソナルケア製品等の生産 | パーソナルケア製品等の生産 |
| APCHへの譲渡日 | 2023年第一四半期（予定） | 2023年下半期（予定） |
今回の事業取得により、製品の技術開発、購買生産、販売、ブランドマーケティングにおける一気通貫のビジネスシステム構築が大きく前進し、事業・ブランドおよび従業員のさらなる成長・発展、ひいてはお客さまやお取引先さまへの貢献につながる体制整備をさらに進めることが可能となります。
今後も当社は、わたしたちのパーパス（存在意義）「世界中の誰もが、素晴らしい一日を紡ぎ、いつまでも美しく、豊かな人生を送れるようにすること」を経営の起点とし、アジア地域の多様なニーズを尊重するグローカル企業のロールモデルとして、地域と共に発展していくことを目指します。
ファイントゥデイ資生堂について
商号 ：株式会社ファイントゥデイ資生堂（Fine Today Shiseido Co., Ltd.）
本店所在地 ：東京都港区港南二丁目16番3号 品川グランドセントラルタワー 18階
代表者 ：代表取締役 社長 兼 CEO 小森 哲郎
事業内容 ：パーソナルケア商品のマーケティング・販売
設立年月日 ：2020年8月19日
大株主および持株比率：株式会社Asian Personal Care Holding 100％